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その屋根工事、本当にそんなに高額ですか?

9月13日
読了時間: 5分

「このままだと雨漏りします」と言われても、まず冷静に。


最近、屋根の点検やリフォームのご相談を受けていると、私たちが少し気になっていることがあります。


それは、


「この屋根はもう塗装では無理です」

「このまま放置すると雨漏りします」

「屋根を全部カバーしないと危険です」


といった説明を受け、かなり高額な屋根カバー工法を提案されているケースです。


特に成城をはじめ、世田谷区など住宅価格の高い地域では、大手・有名会社だから安心だと思い、提示された見積金額をそのまま信用してしまう方も少なくありません。


もちろん、本当に屋根カバー工法が必要な住宅はあります。


ミライペイントでも、既存屋根材の状態や下地の状況などを確認したうえで、塗装よりカバー工法が適切だと判断すれば、きちんとご提案します。


問題なのは、


「カバー工法が必要なのか」ではなく、「本当に今、その工事を、その金額で行う必要があるのか」


ということです。


「屋根が傷んでいる」=「カバー工法」ではありません


屋根は毎日、紫外線や雨、風、暑さ、寒さにさらされています。


築年数が経過すれば、色褪せ、苔、汚れ、ひび割れ、塗膜の劣化などが出てくるのは珍しいことではありません。


しかし、それだけを理由に、


「もう塗装できません」

「カバー工法しかありません」


と判断できるわけではありません。


屋根材の種類、劣化状態、割れや欠損の程度、下地の状態、雨漏りの有無、今後その家に何年住む予定なのか。


こうした条件を総合的に確認して、初めて適切な工事方法が決まります。


部分補修と塗装で対応できるケースもあれば、カバー工法が適しているケースもあります。


さらに劣化が進んでいれば、カバー工法ではなく葺き替えを検討すべき場合もあります。


つまり、


屋根工事には「全員に共通する正解」はありません。


不安を感じたときほど、その場で契約しない


屋根はお客様自身が簡単に確認できない場所です。


だからこそ、


「このままでは危険です」

「次の台風で雨漏りするかもしれません」

「下地まで腐ったらもっと高くなります」


と言われれば、不安になるのは当然です。


しかし、高額な工事ほど、不安になったときに即決しないことが重要です。


一度、冷静になってください。


その工事、本当に今必要でしょうか?


本当にカバー工法しか選択肢はないのでしょうか?


そしてもう一つ。


その工事、本当にそんなに高額なのでしょうか?


ここを確認してほしいのです。


大手だから安いとは限らない。高いから高品質とも限らない。


住宅リフォームの価格は、会社によって大きく異なります。


施工費や材料費だけで価格が決まっているわけではないからです。


大規模な広告宣伝、営業担当者の人件費、支店運営費、管理部門、下請け・孫請け構造など、会社によって必要な経費は異なります。


そのため、同じような仕様の屋根工事でも、見積金額に大きな差が出ることがあります。


ここで誤解してほしくないのは、単純に「安い会社が良い」という話ではありません。


極端に安い工事にも注意が必要です。


大切なのは、


「なぜこの金額になるのか説明できる会社か」


ということです。


屋根面積は何㎡なのか。


使用する屋根材は何なのか。


防水シートは何を使用するのか。


役物や板金工事はどこまで含まれているのか。


既存屋根の状態はどうなのか。


足場代や廃材処分費はどうなっているのか。


こうした内容を一つずつ確認すれば、その見積金額に合理性があるのかが見えてきます。


見積書の「一式」には注意してください


例えば、


「屋根カバー工事 一式 ○○○万円」


これだけでは、工事内容を正確に比較することができません。


高額な工事であるほど、施工面積、使用材料、施工範囲、各工程などが確認できる見積書を出してもらうことが大切です。


そして可能であれば、同じ条件で2社、3社から見積もりを取ってみてください。


金額だけではなく、説明内容も比較してください。


本当に必要な工事であれば、複数の専門業者が屋根を確認したとき、ある程度共通した見解になるはずです。


逆に、一社だけが極端に危険性を強調し、極端に高額な工事を勧めてくるのであれば、一度立ち止まって考える価値があります。


ミライペイントが大切にしていること


私たちは、何でも高額な工事にすれば良いとは考えていません。


塗装で十分な屋根なら塗装。


部分補修で対応できるなら部分補修。


カバー工法が適切ならカバー工法。


葺き替えが必要なら葺き替え。


建物の状態と、お客様がこれからその家をどうしていきたいのかを考え、必要な工事を選ぶことが施工会社の仕事だと考えています。


私たちが一番避けたいのは、


「知らないから高額な工事を契約してしまった」


ということです。


屋根は見えにくい場所だからこそ、施工会社側には分かりやすく説明する責任があります。


「契約する前に、一度見てもらえますか?」で構いません


もし現在、


「屋根のカバー工法で高額な見積もりをもらった」


「今すぐ工事しないと危険と言われた」


「塗装では無理と言われた」


という状況でしたら、契約する前に一度、別の専門業者にも屋根を確認してもらってください。


数百万円規模になることもある工事です。


セカンドオピニオンを取ることは、失礼でも何でもありません。


むしろ当然のことです。


そして私たちミライペイントにご相談いただいた場合でも、必要のない工事まで「必要です」とお伝えすることはありません。


家を守るための工事だからこそ、不安で決めるのではなく、納得して決める。


それが一番大切です。


最後にもう一度だけお伝えします。


「今すぐやらないと危険です」と言われたときほど、冷静になってください。


そして見積書を見ながら、こう考えてみてください。


その屋根工事、本当に今必要ですか?


本当にカバー工法しかありませんか?


そして――その工事、本当にそんなに高額ですか?


ミライペイントは、工事を売ることよりも先に、「その家に本当に必要な工事は何なのか」を考えます。

 
 
 

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